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シュルレアリスム

印象派批判主義「キュビスム」の先導者で、のちに「シュルレアリスム」と名付けたのは、ギヨーム・アポリネール(1880-1918:イタリア出身のポーランド人の詩人、小説家、美術批評家。)。

本来のシュルレアリスムとは、「ものすごく過剰なまでの現実」というような意味である。
現実(約束事などに捕らわれた日常世界)に隣接した世界、またはその中に内包された世界であり、一見すると非現実的だが、主観や意識や理性が介在できない状態での偶然や、普段気付かない現実を「超現実」とした。
日本においては和製英語流に「シュールリアリズム」と呼んだり、「シュール」と日本独自の省略形で呼ぶ。
それは、シュルレアリスムそのものではなく、「やや難解でアーティスティックである」「常識を外れて奇妙である」「既存の状態を超越している」「少し変な」というくらいの意味で使われる。
「超現実主義」ともいわれ、「超現実」という言葉は「現実を超越した非現実」という意味に誤解されがちである。
つまり、本来のシュルレアリスムが、実は常識的であるのに対して、日本のシュールは非常識であるという違いがある。
それは、本来のシュルレアリスムが一般にも理解可能であるのに対して、日本のシュールは本人以外には理解できない。

一般に、「シュルレアリスム宣言」がなされた1924年前後から終戦くらいまでのものをいう。

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