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最近読んでる本

『犯罪捜査の心理学』
いわゆるプロファイリングの本。
読んでて思うことは、現代社会でプロファイリングって無意味だってこと。
プロファイリングって、犯罪心理の特異性から犯人像をイメージするわけだけど、現代人の場合、犯罪心理が日常化して、その特異性というものが希薄になっているから、隣に殺人犯がいても気がつかない。
アメリカ的な個人主義にはルールはあっても、はじめからモラルというものが存在しない。
※モラルとは何かは過去に書いているから省略
日本のアニメや漫画が海外で人気があるのは、キリスト教的な道徳が否定するものが、無制限に描かれているからだ。
それは、性や暴力など。
それらを日本の文化だというのは変だ。
技術的な点は確かに優れているが、精神面ではどうか?
精神面が発達してこその文化、精神面が衰退したものを文化とはいわない。

話は変わるが、日本の流通システムは複雑で無駄が多いという。
いわゆる中間業者の存在のことだが、そもそも日本の流通システムや終身雇用などは、江戸時代に、より多くの雇用機会を創出するために生まれたもので、「金は天下の回り物」「宵越しの銭は持たない」という言葉に代表され、ある意味では共産主義的な考え方から生まれている。
戦乱の世の後の江戸時代、人口が爆発的に増加した時、利益を集中させず、より多くに分配するためのシステムだった。
以前、何かの雑誌で読んだが、日本的な流通システムがなければ、日本の失業率は50%を超えるだろうと書かれていた。
現在の日本がそうなっていないのは、日本的なシステムがまだまだ生きているからで、大企業に限って換算すると、失業率は50%を超える数字になるらしい。

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