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嗜好に関する誤解

『嗜好(しこう)』
嗜(たしな)み好(この)むこと。
好(この)み。

「嗜好」について一般的な国語辞典などでは、上記程度の説明しかしていないものがほとんどである。

「嗜好」という場合、本来は基本的欲求に関するものには用いられない言葉で、基本的欲求に関するものに用いる場合は「指向(無意識的な方向性)」または「志向(意識的な方向性)」のいずれかを用いる。
辞書によっては、「志向」を主観的な方向性とし、それとの対比から「指向」は客観的な方向性としているものもある。

例えば、生存に必要な栄養を得るための日常的な食事に関しては「指向」または「志向」であり、それらとは異なり生存には影響しない、例えば菓子などについては「嗜好」である。

「性的嗜好」という言葉は、明治時代、精神医学用語(英語)を日本語に翻訳した際に「セクシャル・オリエンテーション」を「性的指向(性的な好みの方向性)」と訳したものが、日本では「指向」や「志向」という概念が一般的ではなかったため、同音異義語の「嗜好」が誤用されたという説や、出版の際の誤植が原因という説があるが、いずれにしても、誤って学術用語として定着してしまったものだといわれている。
「性的嗜好」というのは性的な「嗜癖(しへき)」というのが正しい。
「嗜癖」は、「あるものごとを特に好き好むこと」
「人格・性格の偏り」を意味する「性癖」と同様、間違った使い方が一般化した例である。
※たばこや酒で使われる「嗜好品」という概念は日本特有のもので、それが欧米でも使われるようになったといわれる。

論語より

●子曰、
「吾十有五而志於学。
三十而立。
四十而不惑。
五十而知天命。
六十而耳順。
七十而従心所欲、不踰矩。」
●子曰はく、
「吾十有五にして学に志し、
三十にして立つ。
四十にして惑はず、
五十にして天命を知る。
六十にして耳順ひ。
七十にして心の欲する所に従ひて矩を踰えず。」
●先生はおっしゃった、
「私は十五歳で学問に志し、
三十歳で自立した。
四十歳で狭い枠にとらわれないようになり、
五十歳で天命を知った。
六十歳で人の言うことを逆らわないで聴けるようになり、
七十歳で心の欲するままに任せても限度を超えなくなった。」

●子曰、
「学而不思則罔、思而不学則殆。」
●子曰はく、
「学びて思はざれば則ち罔く、思ひて学ばざれば則ち殆し。」
●先生はおっしゃった、
「教えられたことを受け入れるだけで、自分で考えて見なければ、外が見えず、
自分で考えるだけで、教えられたことを受け入れなければ、油断の為に危うい目にあう。」

●子曰、
「由、誨女知之乎。
知之為知之、不知為不知。
是知也。」
●子曰はく、
「由よ、女に之を知るを誨へんか。
之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す。
是れ知るなり。」
●先生はおっしゃった、
「由よ、おまえに知るということを教えてあげようか。
知っていることを知っていることとして、知らないことを知らないこととする。
(これらの区別をつける)
これが知るということだ。」

健全な魂は

健全な魂は、健全な精神と健全な肉体のもとに宿る
健全な精神は、健全な知性と健全な理性をもってつくられる
健全な知性と健全な理性は、客観性と中立性をもって構成される
客観性と中立性は、幅広い知識の蓄積と多角的検証から生まれる

純愛

『純愛(じゅんあい)』
純粋な愛、ひたすらな愛情

江戸時代において「情欲」と書いて「こい(恋)」と読ませたが、現代においては「愛」と書いて「性欲」を意味する。

束縛、拘束による女性美

参考資料(写真集)
永作博美「月刊 永作博美」ボンデージテープ
佐藤藍子「AIKO SATO FIRST PHOTO STORY」手錠
とよた真帆「AMBIENT M」麻縄・他
釈由美子「CHAOS」縄
小倉優子「万華鏡」手錠
大原かおり「月刊 大原かおり」ボンデージテープ
荻野目慶子「月刊 荻野目慶子」紐
篠原涼子「月刊 篠原涼子」ボンデージテープ
秋吉久美子「月刊 秋吉久美子」イルミネーション
山口紗弥加「月刊 山口紗弥加」縄
       「FRAGILE」ボンデージテープ
嘉門洋子「月刊 嘉門洋子」麻縄
白都真理「情事」わら縄
宮崎ますみ「XX HOLY BODY」ボンデージ
山咲千里「ANOTHER SKIN」ボンデージ
石田えり「罪」ボンデージ・他
インリン「臨床実験」紐
     「Woo Rin Yan」麻縄
三東ルシア「非縄情話」麻縄・他
小川美那子「堕楽」麻縄
井上貴子「KINBAKU」麻縄
キューティー鈴木「ガードレス」手錠
風間ルミ「ORAGE」縄
山口智子「undo」縄
藤原紀香・他「キャッツ・アイ写真集」ボンデージ

倫理と道徳とモラル

『倫理』
人倫のみち。
道徳の規範となる原理。
「人倫」
人と人の秩序関係、転じて人として守るべき道。
客観化された理性的意志。

『道徳』
ある社会で、その成員のその社会に対する、あるいは成員相互間での、善悪の判断基準となる規範の総体。
社会生活において、法律のように外的強制力を持つものではなく、個人の内面的な原理。

『モラル』
「道徳」を単に一般的な規範としてではなく、自己の生き方と密着させて具現化したところから生じる思想や態度。
※「武士道」などは日本人の「モラル」の代表的な例である。

メディアでは、しばしば「モラルの崩壊」という言葉が使われるが、崩壊しているのは「道徳」であって、そこには初めから「モラル」は存在していない。
というか、「道徳」の規範となる「倫理」自体が存在していない可能性も否定できない。

ちなみに、倫理的な観点から生じたものが礼儀としての「エチケット」で、道徳的な観点から生じたものが作法としての「マナー」や「しきたり」で、外的な強制力を持つもの法律や規則を「ルール」という。

サディズム

精神医学において、
サディズム(俗称:加虐性癖)とは、「依存的攻撃性(嗜癖)」で、さまざまな精神疾患に由来する、責任転嫁を伴う攻撃的な行動の総称であり、いわゆる犯罪心理のことである。
マゾヒズム(俗称:被虐性癖)とは、「自虐性」で、サディズムの攻撃性が自分に向けられた状態をいう。
それぞれ、精神医学上の病的な状態にあるものをいう。
ただし、病的な状態でなくとも、人間には、(特に精神的に未発達な段階では)誰にでもそうした傾向がある。
それをサディスティック・パーソナリティ、マゾヒスティック・パーソナリティという。

社会学において、
サディズムとは、マルキ・ド・サドもしくはその作品をカルト・フィギュアとする思想をいう。
一般には性風俗においてみられるが、いわゆるカルト教団にみられるマインド・コントロールの支配下にある状態と同じ性質のものである。
精神医学において、これを性的サディズム、性的マゾヒズムといい、上記のサディズムやマゾヒズムとは区別する。
この場合のサディストやマゾヒストは、単なる役割にすぎないから、その心理はどちらもサディズムとなる。
いわゆる性風俗におけるSMプレイとは性的なロールプレイのことであるが、いわゆるSMクラブなどでは従業員と客がカルト集団化するケースが多い。
某カルト教団の事件でもわかるように、マインド・コントロールからの脱却は本人の意思だけではほとんど不可能である。

基本的な間違いとして、被虐性というものは存在せず、あくまで自虐性である。
また、加虐性や自(被)虐性といって正当化しようとするが、その行為は虐待であって、すなわち暴力である。
愛と暴力は反対語であり、愛と暴力は両立しない。
つまり、性的なロールプレイという範囲でのSMプレイは成立するとしても、虐待であるSMが愛情表現であるということはありえない。
それはDV(ドメスティック・バイオレンス)である。

ちなみに、SMはサド-マゾの略と思われているが、元々はセクシャル・マゾヒズムの略で、ヨーロッパの精神医学において性風俗における性的ロールプレイの愛好者を対象とした研究から生まれた言葉である。
昔のSMクラブ(娼館)では、この種のプレイをする客は基本的にマゾヒストのみであり、サディズムは犯罪心理であるから、異なる研究の対象であった。

化粧(けわい)

『化粧(けしょう・けわい)』
紅(べに)や白粉(おしろい)を用いて顔を装い飾ること。
美しく見えるように表面を磨き飾ること。

外見は、その人の内面に(少なくともプラスの方向には)影響しないが、内面がその人の外見(特に言動について)に大きな影響を与える。
内面とは、人格や性格という側面と、知識や教養という側面で考慮される。
※知識や教養は、イコール知性ではない。

かわいい人は本当にかわいいのか?

「かわいい」は、「かわゆい」の転。
①いたわしい。不憫(ふびん)。かわいそう。気の毒。痛々しい。
②見るに耐えない。見られたものではない。
 ①②のような様子に対する同情から転じて③の意味に使われる。
③同情すべきである。同情を感じる。
 後に「可愛い」という当て字が使われるようになり、④の意味で使われるようになる。
④(子供に対して)小さくて美しい。

「かわいい」という言葉は、対象が大人か子供かで意味が違ってくる。
子供に対して使った場合は④の意味だが、大人に対して使った場合には①か②の意味になる。
例えば、大人の女性に「かわいい」と言うと、一般的には「子供っぽい」という意味を含むことになるが、解釈の仕方によっては「見るに耐えない」と言っていることになる。
「かわいい」と言われて喜んでる大人の女性を見ると、私は①の意味で「かわいい」と感じる。

癒しについて

『癒(いや)す』
病気や傷を治す。
飢えや心の悩みを解消する。

『和(なご)む』
和やかになる。穏やかになる。和らぐ。

「癒し」という言葉が流行るということは、それだけ人の体や心が病んでいるということ。