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刺青について

古代の入れ墨は、魔除けという呪術的な目的で施されることが多い。
江戸時代の入れ墨は、主に二種類に分かれる。
犯罪者に施されるものと、死後の個人の特定を目的としたものである。
前者には、見せしめとしての意味もあるが、伝統的に、人が犯罪を犯すのは、心に魔(物)が憑りつくからだという考え方があり、憑りついた魔を祓う、もしくは封じるという目的からであるともいわれる。
後者は、焼死や水死などの危険性のある職業において行なわれ、ここでも危険と隣り合わせであることから、その絵柄の多くには魔除けとしての意識が含まれているといわれる。

欧米におけるTATOOは、力の誇示という意味が大きいから、ヨーロッパ人よりもアメリカ人に多くみられる。
精神医学的には、精神的に未熟な場合に多く、自己の肉体を傷つける点において、精神医学的マゾヒズム(自虐性)やアルゴラグニー(疼痛(とうつう)性嗜癖:苦痛を与えること、または苦痛を受けることによって性的満足を得るもの。)の一種といえる。
一方で、権力を誇示する警察型やあうて攻撃的に振舞う威嚇(臆病)型のサディスティック・パーソナリティの人に多いという調査結果もある。

最近はファッションと位置づける人もいるが、していない人の80%以上(調査各国の平均で、日本では90%以上)がTATOOや入れ墨を見て恐怖や嫌悪感を抱くということから考えると、TATOOを入れている人が主張しているだけと言えなくも無い。

私自身は、TATOOイベントに参加したりすることもあるから恐怖や嫌悪感は感じないが、自分も入れようとは思わない(痛いのは嫌いだし…)。
また、最近の気になるのは、彫り師の技術以前の問題として、文字にしても絵にしても下手なものが多いこと。

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