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ドSとドMの心理学

プロ、アマ、ベテラン、ビギナー、に関係なく、その人のやっていることがSMか?DVか?を判断するのは簡単だ。
SMはDVだと認識した上で、明確にプレイとしてやっているのがSM。
SMはDVとは違うと言っている人がやっているのがDV。
SMをやっている人にサディストはいない。
だって、精神医学上のサディズムは犯罪心理で、特にDVの加害者や性犯罪者などの特徴的な心理のこと。
マゾヒストの場合は、ほとんどが共依存症と考えていい。
およそ一般的には、実際に自傷などの自虐的な行為を行う場合に、それをマゾヒズムとは呼ばない。
本当は、それこそが精神医学的なマゾヒズムなのだが・・・。
ちなみに、マゾヒズムのベースとなっているのはサディズムで、サディズムによる攻撃性が自分自身に向けられるのがマゾヒズム。

ところで、最近は一般の人が自分はドSだとか、ドMだとか言っているけど、この場合のドSは、暴力的な性格を指し、ドSと称することで、自分の暴力を正当化しているのだ。
自分の暴力を正当化してしまっているので、暴力に罪の意識も無く、無意識に他人を傷つけてもまったく気がつかない。
一方、自分をドMだと言っている場合、基本的にはただの妄想癖だと考えていいが、共依存症になると、暴力に遭いながら、本人にはその自覚が無いからとても危険である。
先に述べたが、マゾヒズムというのは、自己のサディズムが自分自身に向かっているものだから、何かのきっかけでその攻撃が自分以外に向かうことがある。
しかも強い妄想に支配されているから、まかり間違うと、殺すか殺されるかという状況までいってしまう。
ドSにしてもドMにしても、結局のところ、精神的に子供なのだ。
ちなみに、日本人の場合、心理面などの内的要因からそうなることは少ない。
誤った情報などの外的要因によるものがほとんどを占めている。

最初の話に戻るが、現在は、DVの加害者や無自覚な被害者がSMについて語っているのがほとんどだ。
それは精神医学でいう解釈妄想症の典型で、同病相哀れむって感じで、お互いにそれを肯定しあうし、否定的な意見は記憶から抹消してしまう。

早い話、こうして書いている内容も、彼らにとっては他人事なのである。